みなさん、こんにちは!
飲食店店長ハラミです。
今日は接客について書いていきたいと思います。
接客という言葉はみなさんご存じのはずですが、接客には「直接的な接客」と「間接的な接客」があるということはご存じでしょうか?
え、接客って直接的なのと間接的なのがあるの?
はい、実はあるんです!
しっかりとお客様を満足させるには、両方を知っていないといけません!
じゃあ直接的なのと間接的なのとどういう違いがあるの?
それをこれから説明していきますね。
直接的な接客
直接的な接客というのは、言葉のとおり直接お客様に接する接客のことです。
例えば、来店された際の案内や、注文を受けたり、お料理を提供したりなどですね。
お客様と直接接するので、どうすればお客様の満足につながるかしっかり考えて接客していきましょう。
表情や声のトーン、動きなどからダイレクトにお客様に伝わるので、常にお客様に見られているという意識を持つといいと思います。
大事なのは自分の楽しみつつ、お客様に満足していただこうという気持ちで接することです。
間接的な接客
じつはこの間接的な接客は非常に大事で、むしろ直接的な接客よりも重要だと言えます。
それでは間接的な接客とはどういう接客のことなのか例をあげて説明していきます。
お店の雰囲気
間接的な接客の中でも非常に重要なお店の雰囲気。
接客のことなのに雰囲気が関係あるの?と思われる方もいるかもしれませんが、お店の雰囲気も立派な接客です。
どんなに素晴らしい直接的な接客をしても、お店の雰囲気が悪いとすべてが台無しになります。
例えば、
- ・スタッフがずっとおしゃべりをして笑っているだけ
- ・来店しても「いらっしゃいませ」の声があまりなく活気がない
- ・スタッフ同士(社員も含めて)あまり仲がよさそうではなく、ギスギスしている雰囲気
自分がどこかのお店で食事をするとき、こういうことがあるとなんか嫌な気持ちになりませんか?
私はすごく嫌な気持ちになります。
スタッフがしゃべって笑っていると自分のことを笑っているんじゃないかと思うことがあります。
来店しても活気がないと来てほしくなかったのかなと思うことがあります。
せっかく楽しく食事をしているのに、お店の人たちがギスギスしていると居心地が悪い
こういうことがあると、もう一度そのお店に行こうとはあまり思わないものです。
接客をするうえでお客様が感じるであろう雰囲気作りにも、しっかりと気を付けて接客していきましょう。
テーブルセッティング
丁寧な接客で案内されて気分がよくなっていても、案内された席が汚れていたり、壊れていたりしたらガックリしてしまいます。
ホテルだとお部屋にお客様を案内するときは、しっかり清掃を終えてチェックしてから案内するはずです。
それは案内された部屋がしっかり準備されていないと、もう2度と宿泊していただけなくなるからです。
飲食店でも同じでしっかり清掃をして、備品なども用意してお客様に満足していただけるように準備することが大切です。
ごはんを食べるところですよ?
そんなところに汚いまま案内されたら……
まとめ
接客とは一人でするものではなく、お店全体でするものです。
お店一丸となってお客様に満足してもらうために頑張らなければ、ほんとうの意味で良い接客とは言えません。
せっかく一人が最高の接客をしても、お店としての接客が良くないと台無しになるので注意しましょう。
お店で働くすべての人がお客様の為に考え行動すれば、おのずと常連のお客様は増えていきます。
どうすればお客様に満足していただけるかと考え行動すること、いわゆる「ホスピタリティ」をみんなが意識すれば絶対にまた来たいと思って頂けるはずです。
そして常連のお客様によってお店の評判が口コミで広がり、お店は繁盛していきます。
ぜひそういったお店を目指してください。
最後までお読みいただきありがとうございます。