アルバイトをしたい、飲食店の求人は多いけど飲食店のアルバイトって実際どんな感じなの?
今回はそんな疑問に、飲食店で働きだして15年以上経過(店長経験10年)の私が、飲食店のメリット・デメリットを紹介しながら簡単に説明していきたいと思います。
*飲食店といっても種類も多く、いろんな店舗の大きさもありすべての飲食店に当てはまるわけではないですが、おおよそ私が経験したことのある飲食店の情報を話していきます。
それではさっそく
飲食店で働く上でのメリット
1.採用人数が多い
これは多くの飲食店であるあるですが、意外と人手不足のところが多く採用人数も多い
採用人数が多いということはそれだけ面接にも受かりやすい
2.友達が出来やすい
上記で説明したように飲食店では多くのスタッフが働いていることが多いです。
さまざまな年齢の人がいますが、やはり学生のアルバイトも多いです。同学年や同じ学校のしゃべったことない人など、学校とは違う空間で新たに友達を作ることができます。
私が店長をしていたお店で約50人はスタッフがいました。そのうち高校生や大学生だけで30~40人はいたので、学校のひとクラス以上ですね(笑)
3.シフトの希望が通りやすい(平日限定)
飲食店の忙しいのは土日や祝日です。逆に言えば平日は土日祝日の半分くらいの売り上げがほとんど。なので平日限定ですがシフトの希望が通りやすいと思います。お店によっては土日祝日でも全然休んでもいいよーというところもあります。
4.時給が高い
これは最近では特に思うのですが、飲食業界が人手不足の傾向のため、時給が高いところが多い!なぜなら同じ地域のほかの飲食店より、時給を高く設定しないとどんどん人を取られてしまうから。
いやホンマに人手不足を経験すると時給を上げてでもアルバイト募集しないとキツイから
飲食店での人手不足は地獄です(笑)
だから探せば高い時給の飲食店なんて結構出てきますよ~
5.まかないが付いている
私の経験上まかない付きの飲食店のアルバイトは半々でした。
まかないが付いているところもあれば、付いていないところもある。付いていても労働時間的に学生は食べれないなどの場合もあります。
しかし最近ではまかないが出るところは多いように感じます。
まかないはやっぱりそのお店の食べ物が中心になります。
例えば、お寿司屋さんの海鮮丼だったり、焼肉屋さんの焼肉丼、カフェのパスタやピザ、など自分の好きな食べ物のまかない付きのアルバイトを探すのもいいかもしれません
飲食店で働く上でのデメリット
1.重労働が多い
重労働というよりかは身体を動かすことが多いという感じですかね。
その点ではあまり体力に自信のない方にはおススメできないかもです。店舗の大きさや忙しさにもよりますが、約6時間の仕事でも歩数が1万歩を超えたりするところもあります。1万歩というと普通に1日生活していて約7千歩~8千歩ですのでだいぶ動き続けてるのわかると思います。
2.匂いがつく
飲食店には少なからずその飲食店の匂いがあります。
焼肉の匂い、寿司の匂い、ラーメンの匂い、などなど
当然その空間に長時間いたらその匂いが服や身体にしみついていきます。本人はあまり気づかんけど(笑)家に帰ったらいきなりクサイとか言われたりする、ヒドイやろ!
3.土日祝の休みが取りづらい
やはり飲食店の最大の売り上げは土日祝です。飲食店側もそれが分かっているので、土日祝に出勤してくれる人を求めています。なかなか土日祝に出勤できない人はそもそも採用されなかったり、あまりシフトに入れないということは多いと思います。
4.多くの人を採用しているお店だと、人間関係にめんどくささを感じることも
先ほども言いましたが多くの人を採用しているお店なんかは、ホンマに学校の1クラス以上の人数がいたりします。しかも年齢もバラバラで。そんな中すべての人間関係がうまくいくというのはなかなか難しいと思います。
まあ学生のアルバイトとかはそんな年がら年中お店にいるわけではないので、そんなに人間関係がめんどくさくなることはないと思いますが💦
5.アピアランスが厳しい
アピアランスというのは身だしなみのことです。
例えば、髪の色・髪型・爪・ピアス・ひげなど
多くの飲食店ではいろいろ制約があります。
私のところもあまり明るい髪色は×、マニキュアやピアスも×と
やはり飲食店ではそういうところは多いです。
しかし最近では飲食店でもそういうアピアランスが自由なところや、ユルイところも増えてきているので、探せば見つかるかもしれないですね。
以上簡単にですが飲食店のアルバイトのメリット。デメリットをまとめてみました。
これから飲食店でアルバイトをしようと思っている人の参考になればと思います。
それではさようなら~