みなさん、こんにちは!
飲食店店長「ハラミ」です。
本日は飲食店店長の労働時間や休みの実態について、ぶっちゃけて書いていこうと思います。
飲食は大変だと認識はあるかもしれませんが、実際どういう内容や働き方をしているのかわからない方も多いと思います。
今回は私の実体験をもとに飲食業はこんな感じの働き方ですというのを説明していきます。
これから飲食業で働こうと思っている方はぜひ読んでみてください。
飲食業の労働時間
まずは日々の労働時間を説明していきます。
平日や土日、繁忙期などによって労働時間も変わったりするので、それぞれ説明していきます。
平日の労働時間
平日なので比較的売上も高くなく、お客様の来店も落ち着いている日が多い。
朝は9時から10時くらいの出勤
休憩はアイドルタイム(15時~17時頃)の落ち着いた時間にとる事がほとんどです。
休憩と言っても夜早く帰るために、この昼の落ち着いた時間に業務を行うことが多いです。
休憩=業務の時間です!
だいたいシフトを作ったり、棚卸をしたり、発注をしたりしています。
なぜ休憩中にするのかというと、ピークタイムは接客や料理製造のため業務なんてやってる暇がないからです。
そのうえ会社から求められる労働時間はカツカツ。
店長や社員が業務をする時間なんてあったもんじゃない。
業務をしたければ休憩中に自発的にするしかない。
飲食業はこんなところが多いです。
もちろん人件費にうるさくない会社なら、ピーク中でも人が多くいるので店長や社員が業務をすることが出来ます。
しかし飲食業は「薄利多売」の商売なので、人件費に余裕があるところなんてほとんどありません。
なので早く帰りたければ休憩時間をつぶして業務をするのが当たり前になってました。
土日の労働時間
土日は飲食店の一番忙しい時です。
朝から晩まで働きづくめ…..
忙しい店舗だとアイドル時間があまりなく、休憩いけない時も多々ありました。
9時頃から出勤して帰宅するのが23時か0頃、場合によっては1時とかまで働いています。
さらに休憩時間も少ない、むしろ取れない時も……
土日は売上高いのでシフトで必要な人員が多くなります。
しかし出勤できる人が少ないとこれまたしんどい目にあいます。
そもそもパートさんたちはご家庭があるので、土日出勤できる人はそこまで多くないです。
学生も平日が学校なので土日は遊びたいと思うのは当然で、よほど稼ぎたいと思う人じゃないとあまり出勤は期待できません。
面接の段階で土日や繁忙期の出勤に関して、しっかり話しをしておかないと在席人数は多いのに土日祝にシフトが埋まらないという事態になります。
繁忙期の労働時間
繁忙期も土日とあまり変わらない労働時間です。
ただ繁忙期の場合、テイクアウトを行っていたりすると朝が早くなったりします。
例えば、正月!
お寿司屋さんで働いている場合、朝から非常に多くのテイクアウトの予約が入っており出勤時間が6時とか7時なんてのは普通にあります。
しかも何日か続く…
あとはアイドル中に忙しくなることが多く、休憩が満足に取れることはほとんどないです。
さらにシフトに必要な人員も集まりにくく、最後の片付けに人員が足りず終わるのが遅くなりがち。
飲食店店長の休み
労働時間も結構ひどいもんでしたが、休みも結構ひどいです。
休日出勤なんて結構ありました。
例えば、出勤時に業務をする時間がないため休日にお店でシフトを作ったり。
休日に面接を行ったり、新人教育を行ったり。
シフトの人員が埋まらず、休みだけど出勤したり…..
繁忙期になるとなかなか休むことが出来ず、けっこう連勤になったり
あとは休みの時に電話がよくかかってきたりします。
内容はクレームだったり、急な人員不足だったり、上司からお叱りだったり
なんど携帯を捨てようかと思ったか(笑)
まとめ
このように飲食店店長の労働時間や休日はなかなかハードで、キツイ・しんどい・辞めたいと言われるのはよくわかります。
まあそれを私は10年もやってたわけですが(笑)
この記事は私の経験談を書いたものであり、全ての飲食店がこのように過酷な場所というわけではありません。
しかしこのような労働環境のところは多く、その中に入ってしまえば次第にそれが普通のように感じられてしまうので注意が必要です。
何もしなければずっと何も変わらず苦しい状態が続きます。
おかしいことはおかしいという認識を持ち、自ら改善するために努力していきましょう!