みなさん、こんにちは！
飲食店店長の「ハラミ」です！
突然ですが、
飲食店店長は激務でしんどい・きつい・辞めたい
と3拍子揃ってるのを聞いたことありますか？
じつはそのとーーーり！！！！
なんですが…..
一応補足しておくと、しっかり条件をそろえればそこまでしんどい思いをしなくてすむこともあります。（この記事ではその内容については書いていません）
といっても大半は激務でしんどい・きつい・辞めたいことのほうが多いですが…..
なのでこの記事では、飲食店店長の激務でしんどい・きつい・辞めたいという内容の実態について、飲食店店長歴10年の私が書いていきたいと思います。
飲食店店長の業務
飲食店店長が激務でしんどいというのは、店長の業務量の多さにあります。
飲食店の店長がどういった業務をしているのか説明していきます。
私が経験してきた内容なので、飲食業のジャンルや営業形態でみなさんとは違うこともあると思いますが、ザックリ書いていきます。
シフト作成
まず何といっても日々の営業を行うためのシフト（稼働表）を作成しなければなりません。
これがめんどくさい！
スタッフがたくさんいて、みんなシフトに協力的だったらいいんですが人数が足りないとシフト作るのも一苦労
人件費の問題や繁忙期の連勤の問題、雇用保険や社会保険の加入条件や年間収入103万の壁。
そしてスタッフの人数。
考え出すとシフトを作るのに非常に時間がかかります。
私はこのシフト作成が嫌いでしたｗ
在庫管理
日々の発注や棚卸など、これが結構時間がかかる。
私の働いていたところは毎日棚卸が必要だったので、暇を見つけては在庫確認していました。
営業が始まってピークが始まれば棚卸なんてやってる暇はありません。かといって営業後に棚卸を始めると帰る時間が遅くなる。
それならば休憩時間に棚卸を進めて、少しでも早く帰れるようにしようと休憩時間を削って頑張るというバカげたことをしてたりします。
当時は普通に毎日そうしていましたが、今思えばおかしいなと実感します。
報告書や提出物
日々のお店の営業以外にも店長にはやることがいっぱいです。
・クレームなどの報告書
・修繕などの依頼書
・本部や上司から送られてくる納期の短い提出物
そのほかにも小さいものがいっぱい
採用業務
面接や新人教育など、特に人が少ない店だと採用業務に大忙しになります。
採用した後も、新規スタッフの書類管理や教育の実施。
出勤時はお店の営業で忙しいので、面接後の新人研修などは当たり前のように休みの日に出勤して実施したりしています。
お客様やスタッフの対応
スタッフから出てくる、不満の声の対応やお客様からいただいたクレームの対応
店長になると結構人間関係に嫌気がさすこともあります。
責任者になるとここら辺がいっぱい降りかかってきますね。
店長の業務内容について
こんな感じで店長にはやることが多いです。
なのに日々の労働時間をギリギリまで削って営業しなければならないので、店長もスタッフと同様に働き続けています。
そんな中で店長業務までどうやってやれっていうねん！！そんな時間ねーよ！
それでも少しでも時間を見つけては店長業務をしたりするので必然的に休憩時間も少なくなります。
店長が激務でしんどいというのは、こういったことを続けているからですね。
飲食店店長の労働時間
飲食店店長のきついところはその労働時間です。
多くの場合、朝9時や10時から夜の23時頃まで、場合によっては0時超えるまで働いています。
一日の拘束時間14時間前後、実労働時間も12時間前後、満足に休憩も取っていなければ実働13～14時間となります。
これはきつい。ごくまれにこういう労働時間ならわかりますが（それでもおかしい？笑）この労働時間が基本なのです。
そりゃきついわ…….
辞めたい
労働時間も長く、業務も多い。
お店の忙しさやスタッフの人数にもよりますが、毎日休憩が満足に取れなかったりスタッフが足りずに休みの日も出勤したり。
そしていろいろな人間関係に疲れたりで、飲食店の店長を辞めたいという人は多いです。
私も同僚の店長が辞めていくのをいやというほど見てきました。
そして私も同様に一度転職しています。
最近では働き方改革などで、以前よりは過酷ではなくなってる場所もありますが、現状飲食業界ではまだまだ激務は続いています。
一生懸命システムを作ればだいぶ業務を軽減できますが、なかなかそこまで行きつく前に挫折して辞めてしまう人は多いです。
まとめ
しかしホンマにきつい・しんどい・辞めたいと思ったのなら、転職も一つの正解だと思います。
無理して働き続けて身体を壊したり、心が病んでしまったりするより、転職して新しい職場で一生懸命頑張ればいいんです。
その方が効率的ですし仕事のモチベーションも上がります。
そこから成功する人も大勢います。
よく転職は逃げだと言われますが、そんなことはありません！
転職は立派な攻めの一手です。
どうしてもダメだと感じたのならそこはあなたにとってふさわしくない職場だったのです。
転職してしっかり自分が頑張れるところを探しましょう！！
といっても生活などもあるため、いきなり仕事をやめるわけにはいきません。
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注意点として、よほど貯金があってすぐに仕事を辞めても半年は問題ないとか、いますぐ辞めなければ心が耐えられないという方以外は、在職中に転職活動をして下さい。
理由はこちらの記事で説明していますので、参考にどうぞ
最後までお読みいただきありがとうございます。
